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バイシクルクランチの正しいやり方と効果を解説!効果的に腹筋を鍛えよう

2024/12/09
  • トレーニング

バイシクルクランチの効果は?どこに効く?
バイシクルクランチの正しいやり方が知りたい!
バイシクルクランチの効果がない!どうすればいい?

バイシクルクランチとは、腹筋を鍛えるのに効果的な筋トレの一種です。

バイシクルクランチの効果を高めるには、ポイントを押さえ、正しいやり方で行うことが大切です。

この記事では、

  • バイシクルクランチとは
  • バイシクルクランチの効果
  • バイシクルクランチができない・効果ないときの対策
  • バイシクルクランチとツイストクランチの違い

などをティーバランス秋葉原店のトレーナーが解説します。

■執筆トレーナー

  • 山口 敬永[秋葉原店]

    大会実績:マッスルゲートゴールドジム東京大会
    新人の部2位

    2020年、「Muscle Gate2020東京大会クラシックフィジーク新人の部」に出場し、2位に入賞することができました。
    また、大会に出場するために日々の筋力トレーニングや食事制限に励んだ結果、3ヶ月半で約20キロの減量に成功しました。
    お客様の悩みに寄り添えるようにトレーニング指導や食生活を指導をしていきます!

効果的にバイシクルクランチを行い、腹筋を鍛えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

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バイシクルクランチとは

バイシクルクランチとは

バイシクルクランチは、通常のクランチに上体を捻って膝に肘を近づける動作を加えた運動です。腹斜筋と腹直筋下部を鍛えることで、くびれを作ったりお腹を引き締めたりする効果が期待できます。

腹筋のなかでも負荷が高めで、筋トレ中級者〜上級者向けと言えるでしょう。

バイシクルクランチで鍛えられる筋肉

バイシクルクランチで主に鍛えられるのは、腹斜筋・腹直筋・腸腰筋の三つです。

腹斜筋とは脇腹部分についている筋肉で、体を捻る動きや体幹の安定に関わっています。また、鍛えれば美しいウエストを作る効果が期待できます。

腹直筋とはお腹の真ん中にある縦長の筋肉で、体を前に曲げるときに役立っています。いわゆる「シックスパック」の部分にあたり、腹直筋を鍛え、お腹の脂肪を落とすことで、割れた腹筋を作れます。

腸腰筋とは、腰から脚の付け根をつなぐ筋肉です。姿勢を保つ役割があり、立ったり歩いたりといった動作に関わっています。

バイシクルクランチの効果

バイシクルクランチの効果

ここからは、バイシクルクランチに期待できる効果について詳しく紹介します。

くびれができる

バイシクルクランチで腹斜筋を鍛えると、お腹周りが引き締まってくびれを作れます。男性もくびれができると上半身が逆三角形のシルエットになるため、格好良い見た目を目指したい方にバイシクルクランチはおすすめです。

ぽっこりお腹解消

バイシクルクランチで腹直筋や腸腰筋を鍛えると、ぽっこりお腹解消も狙えます。

ぽっこりお腹は脂肪のほか、筋肉不足や骨盤の歪みで内臓の位置が下がることも原因となります。腹直筋や腸腰筋を鍛えれば、骨盤や内臓をしっかりと支えることができ、ぽっこりお腹解消につながるのです。

姿勢改善

姿勢が悪いと、肩こりや腰痛を引き起こしたり、太りやすくなったりします。血行不良による冷え、むくみといったさまざまなトラブルにもつながるでしょう。

腹斜筋と腸腰筋は正しい姿勢を維持する役割があります。バイシクルクランチで鍛えれば、猫背や反り腰の改善に効果的でしょう。

脂肪燃焼

基本的に、脂肪燃焼効果が高いのは筋トレよりも有酸素運動です。

しかしバイシクルクランチの動きには、筋トレでありながら有酸素運動の要素があります。そのため、他の筋トレメニューと比べると脂肪燃焼効果が期待できるでしょう。

基礎代謝向上

基礎代謝とは生命維持に必要な最低限のエネルギー消費であり、運動していないときも使われています。基礎代謝が上がると消費エネルギー量が自然と増え、太りにくく痩せやすい体になります。

基礎代謝を上げるには、筋肉量を増やすことが効果的です。複数の筋肉を鍛えられるバイシルクランチは、基礎代謝アップにもつながるでしょう。

バイシクルクランチの正しいやり方

バイシクルクランチの正しいやり方

バイシクルクランチは正しく行うことで、お腹の引き締め効果が期待できます。

バイシクルクランチのやり方は次の通りです。

  1. 膝を立てた状態で仰向けに寝る
  2. 膝を曲げたまま太ももが床と90度になるように上げる
  3. 両手は頭の後ろに回して、頭を上げる
  4. 肘と反対側の膝をくっつけるように上半身をひねる
  5. 3の体勢に戻る
  6. 4とは反対の肘と膝をくっつけるように上半身をひねる
  7. 3の体勢に戻る
  8. 自転車を漕ぐように4〜7をテンポ良く繰り返す

バイシクルクランチをするときは、テンポ良く行いましょう。体がぶれたり脚が伸びていなかったりすると効果が半減するので注意が必要です。

回数・セットの組み方

バイシクルクランチの回数・セット数は、自身の体力や筋トレの目的に応じて決めましょう。以下を目安に、正しいフォームでできる回数を目標にしてください。

基本:10〜15回を2〜3セット

ダイエット・お腹の引き締め:15〜20回を3セット

筋肥大してシックスパックを作る:30回以上(限界まで)を3〜5セット

また、バイシクルクランチは毎日行っても問題ありません。

筋トレは超回復のため毎日やらないほうが良いと言われます。しかし腹筋は24時間ほどで回復するため、毎日取り組んでも筋肉の修復と成長を妨げないのです。

そのためバイシクルクランチは、毎日無理なく継続できる回数・セット数かどうかも考慮しましょう。

バイシクルクランチの効果を高めるポイント

バイシクルクランチの効果を高めるポイント

ここからは、バイシクルクランチの効果を高めるポイントをティーバランス秋葉原店のトレーナーが詳しく解説します。

「頑張っているけど効果ない」という方も、参考にしてください。

後に有酸素運動をする

バイシクルクランチの後に有酸素運動をすると効果的です。

バイシクルクランチをはじめとする筋トレをすると、脂肪燃焼を促す成長ホルモンの分泌が促進されます。

そして、脂肪燃焼しやすい状態になった後にウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行えば、脂肪が効率良く燃焼されます。

なお有酸素運動を先にした場合、筋力不足により筋肉へ十分な負荷をかけられなくなるので注意が必要です。

特に激しい有酸素運動は、筋トレ後に行いましょう。

有酸素運動と筋トレの時間配分については「【トレーナー監修】ダイエットなら筋トレと有酸素運動はどっちが先?痩せるためのおすすめメニューも紹介」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

負荷を上げる

「消費カロリーを増やしたい」「より腹筋を鍛えたい」と思いながら、ひたすらにバイシクルクランチの回数を増やそうとする方も多いのではないでしょうか。

しかし、残念ながら、バイシクルクランチの回数を増やしても消費カロリーは増えません。むしろ、筋肥大が起こりにくくなります。

より腹筋に効かせたいなら、負荷が軽い腹筋トレーニングではなく、高負荷なバイシクルクランチがおすすめです。

腹斜筋を限界まで絞る

バイシクルクランチで上半身を脚側にツイストするとき、腹斜筋を限界まで絞りましょう。そうすれば、より高い効果を得られます。

負荷も高いからと、緩めないように注意してください。

足をつけない

バイシクルクランチをするときは、脚を床につけてはなりません。なぜなら、腹筋への負荷が軽減されるからです。

インターバル中以外は、脚を浮かせた状態でトレーニングしましょう。

反動を使わずに正しいフォームで行う

バイシクルクランチでは、反動を使って行わないようにしましょう。

反動を使うとフォームが崩れて、正しく負荷をかけられなくなるなり、腰が痛くなることもあります。

特に初心者のようにフォームが安定していない時期は、気をつけてください。

停止して負荷を上げる

慣れてきたら、さらに効果を高めるために停止時間を設けましょう。

腹斜筋を限界まで絞った後に2秒ほど停止すれば、筋肉にしっかり負荷をかけられます。

食事管理もする

バイシルクランチの効果を実感するには、アンダーカロリーで高タンパク質な食事を心がけましょう。

アンダーカロリーとは、1日の消費カロリーよりも摂取カロリーが少ない状態です。摂取カロリーが多すぎると、使いきれなかった分が脂肪として蓄積するため、バイシルクランチを頑張っても痩せることができません。

また、タンパク質は筋肉の材料になります。筋肉量を増やして基礎代謝を上げたり、腹筋を割ったりするには、肉や魚、卵、乳製品などでタンパク質を摂取しましょう。

バイシクルクランチができないときは?

バイシクルクランチができないときは?

バイシクルクランチは負荷が高いトレーニングであり、筋トレ初心者のなかにはできない方もいるかもしれません。

バイシクルクランチができないときは、ツイストクランチに挑戦してみましょう。

バイシクルクランチとツイストクランチの違い

ツイストクランチも、通常のクランチに上体を捻って膝に肘を近づける動作を加えた運動です。

バイシクルクランチとツイストクランチは似たトレーニングに見えますが、スピードが異なります。ツイストクランチはゆっくりと行い、バイシクルクランチはテンポ良く行うので、バイシクルクランチのほうが負荷が高めです。

そのため、バイシクルクランチを行うのが難しい方は、ツイストクランチから始めてみましょう。

ツイストクランチのやり方

ツイストクランチも腹斜筋を鍛えられる筋トレです。ぽっこりお腹の解消腹筋を割る効果も期待できます。

ツイストクランチのやり方は次の通りです。

  1. 膝を立てるように床に座る
  2. 上体を45度くらい後ろに倒す
  3. 左足の膝と右腕の肘を合わせるようにぐっと引きつけていく
  4. 左右交互に30回行う

体がぶれないように注意して行ってください。

バイシクルクランチと組み合わせたい筋トレ

バイシクルクランチ以と組み合わせたい筋トレ

バイシクルクランチ以外にも、腹筋を鍛えるのに効果的な高負荷の筋トレメニューがあります。

腹筋を割るために負荷の高い筋トレを行いたい方は、次のメニューを取り入れてみてください。

  1. レッグレイズ
  2. V字クランチ
  3. レッグスプレッダー
  4. シザーズキック
  5. プランク
  6. クロスクランチ
  7. リバースクランチ
  8. デッドバグ
  9. ニートゥチェスト
  10. マウンテンクライマー

それぞれ解説します。

レッグレイズ

腹直筋(肋骨から恥骨まで続くお腹正面の筋肉)を鍛えるトレーニングです。

仰向けで横になり、両脚を揃えて上下に動かします。脚を下げるときは床につかないように気をつけましょう!

レッグレイズのやり方は以下の通りです。

  • 仰向けで寝る
  • 両脚を浮かせてかかとをくっつける
  • 床と太ももが90度になるまで上げていく
  • 床のぎりぎりまで脚をゆっくり下ろしていく

レッグレイズをする際の注意点は「【自宅でもできる】レッグレイズの正しいやり方と5つの注意点を徹底解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

V字クランチ

V字クランチは、腹筋周りを効率良く鍛えるトレーニングです。

V字クランチの手順は以下の通りです。

  1. 床に仰向けで寝る
  2. 頭と足を軽く浮かせる
  3. 身体がVの字になるように上半身と下半身を上げる

V字クランチは10回3セットを目安に行います。

体を持ち上げるときに反動を使うと、腰を痛めるおそれがあるので気をつけましょう。

レッグスプレッダー

レッグスプレッダーは、下腹~下半身の筋肉を鍛えるトレーニングです。

レッグスプレッダーの手順は以下の通りです。

  1. 仰向けで寝る
  2. 軽く脚を開いて浮かせる
  3. 足を少し浮かせたまま開いたり閉じたりを繰り返す

レッグスプレッダーをやるときは、お尻の下に手を置いておきます。顔を上げてつま先を見るように行いましょう。

シザーズキック

シザーズキックは、下腹と腸腰筋(上半身と下半身をつなぐ筋肉)を鍛えるトレーニングです。

シザーズキックの手順は以下の通りです。

  1. 仰向けになり頭は床から浮かせる
  2. お尻の下に手を置く
  3. 右脚を床と90度になるまで上げる
  4. 左脚も上げる
  5. 右脚を床につかないくらいまで下げる
  6. 左脚も下げていく
  7. 同じ手順を今度は左脚から行う
  8. 3〜7を繰り返す

腰痛防止のため、動作中は腰を浮かせないようにしましょう。また、脚を閉じたときに内ももが締まる感覚でトレーニングをします。

プランク

プランクは、体幹全体を鍛えるトレーニングです。

ノーマルプランクのやり方は以下の通りです。

  1. 肘とつま先を床につけ、身体を浮かす
  2. つま先から頭までまっすぐな状態にする
  3. その状態をキープする

ノーマルプランク以外のプランクも実践すれば、さらに効果は高くなります。

「いきなり全部こなすのは難しい」という方は、まずはベーシックなノーマルプランクをきちんとこなせるようにしましょう。

クロスクランチ

クロスクランチは、腹直筋、腹斜筋、腸腰筋を鍛えるトレーニングです。

クロスクランチのやり方は以下の通り。

  1. 仰向けになる頭の後ろに手を添える
  2. 左膝と右肘を対角線上に近づける
  3. 元の体勢に戻る
  4. 2〜3を15回ほど繰り返す
  5. 反対側も同じく15回ほど繰り返す

クロスクランチをやるときは、腹筋に力をいれましょう。また呼吸も意識して行えば、効果が高くなります。

バイシカルクランチ同様、くびれが欲しい方におすすめです。

リバースクランチ

リバースクランチは、腹直筋や腹斜筋、腹横筋を鍛えるトレーニングです。腹筋をきれいに割りたい方にぴったりといえます。

リバースクランチの手順は以下の通りです。

  1. 仰向けに寝て腕を体の横におく
  2. 膝を立てた状態で脚を少し浮かす
  3. 脚を胸に寄せるようにお尻を持ち上げる
  4. 元の体勢に戻す
  5. 3〜4を繰り返す

リバースクランチをするときは、腹筋の力で持ち上げることで、下腹部に刺激を与えられます。

また、脚を持ち上げるときは、床と垂直になるようにしましょう。

デッドバグ

デッドバグは、腹筋だけでなく腕やお尻、太ももにも効果が期待できます。腰にかかる負担も低めなので、腰への負担が気になる方にもおすすめです。

デッドバグを行う手順は以下の通りです。

  1. 仰向けに寝て両腕を天井へ向けて伸ばす
  2. 両脚を90度に曲げて上げる
  3. 片腕を床と平行になるように下ろし、同時に腰を床につけた状態で片足を伸ばす
  4. 元の体勢に戻る
  5. 反対の腕と脚も同様に行う
  6. 3〜5を繰り返す

デッドバグの効果を高めるコツについては「デッドバグの効果は?正しいやり方や腹筋・体幹を鍛えるコツを解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

ニートゥチェスト

ニートゥチェストは、一般的な腹筋では負荷がかかりにくい、腹直筋下部を鍛えるトレーニングです。

任天堂Switchの人気ゲーム・リングフィットアドベンチャーのメニューにも取り入れられているため、数ある腹筋トレーニングの中でも比較的よく知られています。

ニートゥチェストのやり方は以下の通りです。

  1. 上半身を上げ、両脚は背中に置く
  2. 両脚を浮かせてお尻でバランスを取る
  3. 両脚の膝を胸に引き寄せる
  4. 脚を下げながら伸ばして、地面ギリギリまで止める
  5. 10回3セット行う

ニートゥチェストをやるとき、かかとを地面につけないようにしましょう。また、おへそを見るように身体を丸めます。

マウンテンクライマー

マウンテンクライマーは、腹筋だけでなく、腕・脚・お尻を鍛えられるトレーニングです。

かなりハードですが、筋トレと有酸素運動が同時にできるので、脂肪燃焼効果がより一層期待できるでしょう。

マウンテンクライマーのやり方は以下の通りです。

  1. うつ伏せで両手をつき腕立て伏せの姿勢になる
  2. 片方の膝を胸へ引きつけて戻す
  3. 左右の脚の位置を切り替えるように素早く交互に行う

マウンテンクライマーで左右の脚の位置を変えるときは、蹴るように行います。

なお、腹筋が弱い方は、お尻を少し上げた状態で行えば腰が落ちにくくなります。

バイシクルクランチで腹筋を引き締めよう

バイシクルクランチで腹筋を引き締めよう

バイシクルクランチは腹筋を鍛えられる高負荷のトレーニングです。最初はきついかもしれませんが、ただ回数をこなすだけではなく「もう限界!」と感じるくらいまで腹筋を追い込むのがポイントです。

効果がないと感じるときは、やり方が間違っているのかもしれません。記事で紹介したバイシクルクランチの効果を高めるポイントを参考に、やり方を見直してみてください。

効率的に腹筋を鍛えたいときは、パーソナルジムの利用も検討してみましょう。プロトレーナーが正しいフォームの指導や自分に合ったトレーニングメニューの提案をしてくれます。

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