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レモネードダイエットでリバウンドを防ぐ方法を紹介!正しい方法で痩せよう

2024/05/08
  • ダイエット・ボディメイク

レモネードダイエットはリバウンドするって本当?
リバウンドを防ぐ方法はある?

海外セレブたちが実践し、「痩せる」と一時期話題になったレモネードダイエットですが、ダイエット後にリバウンドしやすい」とも言われています。

そこでこの記事では、レモネードダイエットでリバウンドしないために、

  • レモネードダイエットがリバウンドしやすい理由
  • リバウンドを避けるために押さえるべきポイント
  • レモネードダイエットよりもリバウンドしにくいダイエット

などを中心にティーバランス練馬駅前店のトレーナーが解説します。これからレモネードダイエットを実践しようと考えている方は、ぜひご参考にしてください!

■執筆トレーナー

  • 阿久津 功太郎[練馬駅前店]

    パーソナルトレーナー歴は10年以上です。
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    資格:NSCA-CPT

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レモネードダイエットとは?

レモネードダイエットとは?

レモネードダイエットとは、「マスタークレンズダイエット」とも呼ばれる、レモネードのみを3〜10日間飲み続けてプチ断食を行うダイエットです。有名な海外セレブが実践したことで一気に知名度が広がりました。

最短3日間で痩せるということで人気の高いダイエットですが、リバウンドしやすいのがデメリットです。

また、レモネードを飲むプチ断食ダイエットのため栄養が偏りやすく、長期間続けるのはリスクがあるとも言われています。

レモネードダイエットを行う前に、注意点をよくチェックしましょう。

レモネードダイエットがリバウンドしやすい理由

レモネードダイエットがリバウンドしやすい理由

レモネードダイエットがリバウンドしやすいといわれるのにはどういった理由があるのでしょうか。リバウンドする理由を一つ一つ解説します。

栄養が偏る

レモネードダイエット期間中は基本的にレモネード以外口にしないので、栄養が偏ってしまいます。

レモネードに含まれる栄養素は以下の通り。

レモン
  • ビタミンC
  • カルシウム
  • マグネシウム など
メープルシロップ
  • ナトリウム
  • カリウム など

通常の食事と比べると栄養素がかなり制限されます。また、カロリーも大幅に制限されるため、どうしても栄養が偏ります。

ダイエットというと「摂取カロリーを抑えれば痩せる」と勘違いされがちですが、食べなければいいというものでもありません。栄養不足は健康な体に悪影響を与えるだけでなく、痩せるどころか痩せにくい体を作ってしまうのです。

空腹感の反動で食べすぎる

レモネードダイエットでは、準備期間・ダイエット実施期間・復食期間を合わせると10日ほど、通常とは異なる食生活を過ごすことになります。

特に暴飲暴食になりがちな食生活を送ってきた方にとっては、かなり辛い時間になるのは容易に想像できますよね。

辛いダイエットから解放されて何でも食べていいとなると、ダイエット期間中我慢していた反動でついつい食べすぎてしまいがち。

レモネードダイエット後は体も飢餓状態で、正常の状態よりも食べ物を体に吸収しやすくなっています。この状態で一気に食べると、簡単にリバウンドしてしまうのです。

脂肪や筋肉は減らない

レモネードダイエットを行った後、ほとんどの人は「体重が減った」と実感するようです。しかし、レモネードダイエットで減ったのは残念ながら脂肪や筋肉ではありません。
レモンやメープルシロップに含まれるカリウムに

は利尿作用があります。カリウムは体に入ると濃度を一定に調節するために汗や尿となって排出されますが、このときに同量のナトリウムも排出されます。

レモネードダイエット実践中は利尿作用が促されるため、体は脱水に近い状態に。減った体重は、ほぼ体の水分だと考えていいでしょう。

むくみに悩む方にとってはいいかもしれませんが、本当の意味でダイエットになっているかというと疑問が残ります。

急激に痩せてホメオスタシス機能が働く

レモネードダイエットには、胃腸のぜんどう運動を促して、便意を引き起こすデトックス効果があります。

デトックス効果が発生することで、結果的に急激に痩せてしまうことが多いです。

体重の5%以上が減ると、体が「生命の危機」と判断し、ホメオスタシス機能が働いてしまいます。ホメオスタシス機能は体を一定の状態に維持しようとする働きのことで、一気に痩せた体からさらに体重が減らないように栄養を蓄えようと動くのです。

つまり、レモネードの少ないカロリーで体を維持しようとするので、自然と脂肪を蓄えやすい体に変わってしまいます。

脂肪を蓄えやすい体のまま、もとの食生活に戻すと、以前よりも多く脂肪を蓄積するため、リバウンドが発生しやすくなります。

レモネードダイエットでリバウンドしないためのポイント

レモネードダイエットでリバウンドしないためのポイント

もともと「リバウンドしやすい」といわれるレモネードダイエットを、リバウンドの心配なく行うのは至難の業。また、栄養も偏るため、基本的におすすめはしません。

もし取り組む場合は、しっかりポイントを押さえましょう。ここでは、レモネードダイエットでリバウンドしないためのポイントをティーバランス練馬駅前店のトレーナーが紹介します。

準備期間・復食期間をきちんと設ける

レモネードダイエットは、思い立っていきなり始めるのはおすすめできません。リバウンドを防ぐのはもちろん、体への負担を最小限にするためにも、準備期間・復食期間を設けて進めていきましょう。

準備期間

準備期間は4日間設けましょう。

<1〜2日目>
固形物、アルコール、カフェイン、肉類、乳製品、糖質を含むものを避ける。
生野菜や果物を中心に食べる。

<3日目>
生野菜や果物のスムージーや固形物が入っていないスープ(出汁のみのブロススープ)などに体を慣らしていく。

<4日目>

水とフレッシュオレンジジュースのみを摂取する。空腹を感じるようであれば、水・オレンジジュースにメープルシロップを加える。
また、寝る前に便秘解消効果のあるハーブティーを飲む。

「ここまで細かくできない!」という場合は、レモネードダイエットを始める1週間ほど前から野菜・果物中心の食生活を心がけるようにしましょう。

復食期間

レモネードダイエットが終わってすぐに通常の食生活に戻してしまったら、空腹感も手伝ってついつい食べすぎ、ほぼ確実にリバウンドしてしまいます。

また、しばらく休ませていた胃への負担も大きくなってしまうため、復食期間もきちんと設けて体を慣らしていきましょう。

<1日目>
フレッシュオレンジジュースを飲む。

<2日目>
野菜スープを飲む。

<3日目>
フレッシュオレンジジュース、野菜スープに加えて、生野菜や果物、消化の良いお粥、薄味で脂質の少ない固形物などを食
べる。

<4日目>
通常の食生活に戻す。

朝一番にソルトウォーターバッシングを行う

レモネードダイエットにおいて忘れてはならないことの一つに、ソルトウォーターバッシングがあります。

「ソルトウォーター」という名前の通り、ミネラルウォーター(1リットル)に天然塩(小さじ2杯)を入れたものを起き抜けに飲み、腸内洗浄を行います。

血液濃度とほぼ同じ塩分比率のソルトウォーターを飲むことで、内臓に極力負担をかけずに老廃物を便として排出できるのです。

正しい方法でダイエットを進める

ソルトウォーターバッシングを行ったら、いよいよレモネードを飲んでいきましょう。

1日分のレモネードは以下の材料・手順で作っていきます。

1 レモン汁200ml、メープルシロップ(できればオーガニックのもの)200ml、水2リットル、カイエンペッパー(または鷹の爪)少々を用意する。
お好みで輪切りのレモンを加えてもOK
2 材料をすべて混ぜ合わせる。
3 6~12回に分けて飲んでいく。
あまり時間は気にせず、空腹を感じたら飲むようにする。

なお衛生面も考えて、一度に作るのは1日分までにしておきましょう。

3日以上続けない

レモネードダイエットは断食(ファスティング)の一種であり、素人の知識だけで長期間実践すると、健康を害するリスクが高まります。

3日以上続けると体の飢餓状態もより深刻になり、食べたものを体に蓄えやすくなってしまうという、ダイエットでは一番避けたい事態も招くことに。

専門家の指導を受けられる場合を除き、3日以上は続けないようにしましょう。

体調がいいときに行う

レモネードダイエットはかなりハードなダイエット。レモンやメープルシロップなど、栄養素を含むものも摂取するとはいえ、通常の食事と比較すると栄養素もカロリーもずっと少ないためです。

体調が悪いときに無理して行うと、体への負担がより大きくなり、精神的にも辛くなってしまうかもしれません。

ダイエットを挫折するだけならまだしも、健康を害してしまっては元も子もありませんよね。

こうした事態を避けるためにも、必ず体調がいいときに行いましょう。

ダイエット後も食事制限・運動を続ける

レモネードダイエットは脂肪が減って痩せるわけではありません。なのでダイエット後に通常の食生活に戻して今まで通り食べ続ければ、遅かれ早かれ元の体重に戻ってしまうでしょう。

レモネードダイエットに限ったことではありませんが、ダイエットで実現できた体重・体型をキープするには、その後も食事制限や運動・筋トレが欠かせません。

レモネードダイエットで健康的に痩せるのは難しい

レモネードダイエットで健康的に痩せるのは難しい

レモネードダイエットのダイエット効果やデトックス効果は、科学的には証明されていません。

「The Master Cleanse diet claims to remove harmful “toxins” from the body, but there are no studies to support these claims.」
(意訳:マスタークレンズは体に害のある毒素を取り除くといわれているが、それを支持する研究はない。)
引用:healthline – Master Cleanse (Lemonade) Diet: Does It Work for Weight Loss?

また、アメリカのCDC( Centers for Disease Control and Prevention、アメリカ疾病予防管理センター)は、推奨される健康的なダイエットの基準から外れたダイエット方法の一つとして、マスタークレンズをとりあげています。

ダイエット期間中レモネードだけを飲んで摂取カロリーを抑えるため、一時的な体重減少は期待できても、その後もずっと体重を維持できるかとなると難しいでしょう。

レモネードダイエットは、日頃の暴飲暴食で疲れた胃腸を休ませたり、どうしても体をスッキリさせたりしたいときの「究極の方法」と考えて行ったほうがいいといえます。

レモネードダイエットよりもリバウンドしにくいダイエット方法

レモネードダイエットよりもリバウンドしにくいダイエット方法

レモネードダイエットよりも痩せやすく、リバウンドのリスクが少ないダイエットとして以下の4つが挙げられます。

  • 筋トレ
  • 有酸素運動
  • 食生活の見直し
  • 隙間時間を活かしたストレッチ

それぞれのダイエット方法について解説します。

筋トレ

筋トレを行うことで、基礎代謝をアップできるので、自然と痩せやすい体が作れます。

筋肉量がアップして脂肪が落ちることから、体全体のフォルムも引き締まるでしょう。

体重を単純に減らすだけではなく、体をより美しく見せたい場合は筋トレを継続して行うことがおすすめです。

「筋トレってなんだか難しそうだし、続かなさそう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、自宅で簡単に取り組めたり、低負荷化から始められるトレーニングもあるので問題ありません。

有酸素運動

有酸素運動を行うことで消費カロリーが増えて、摂取カロリーを上回りやすくなります。

その結果、脂肪が燃焼され、痩せやすい体作りに繋がるのです。

  • ジョギング
  • ランニング
  • 水泳
  • なわとび
  • サイクリング

これらのように、有酸素運動の種類は数多く存在します。

自分が取り組みやすいと思ったものから始めて、継続していくといいでしょう。

食生活の見直し

もし、不規則な食生活を行っているのであれば、一度大幅に見直してみるといいでしょう。

特にカロリーを多く摂取している場合は、すぐに改善してアンダーカロリーを意識することが必要です。

アンダーカロリーは、消費カロリー>摂取カロリーの状態を維持することを指します。

ただ、過剰なカロリー制限はエネルギー不足を招くので、摂取カロリーが消費カロリーの90%になるくらいを維持しましょう。

スマホアプリを使用してカロリー計算を行い、適切なカロリー摂取を心がけてください。

食生活の見直しについては「【変わるなら今】7キロ痩せる!3ヶ月で人生を変える食事のコツ3選&おすすめの運動7選」で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください!

隙間時間を活かしたストレッチ

ダイエットをさらに効率よく行いたいのであれば、隙間時間を見つけてストレッチを行いましょう。

ストレッチを行うことで、基礎代謝がアップして痩せやすい体作りを目指せます。

特に取り組みやすいのが、通勤・通学で移動する際に「大股ウォーキング」です。

お腹に力を入れながら歩幅を広げて大股で歩くだけで、下半身の引き締め、体幹の強化に繋がります。

移動時間や隙間時間に試せるストレッチを実践して、少しでもダイエットできるように心がけましょう。

レモネードダイエットではポイントを押さえてリバウンドを防ごう

レモネードダイエットではポイントを押さえてリバウンドを防ごう

レモネードダイエット終了後のリバウンドを防ぐために、準備期間や復食期間を設けつつ、この記事で紹介したポイントを押さえて取り組むようにしましょう。

残念ながら、レモネードダイエットは決して健康的な方法とはいえないので、必ず体調がいいときに行うことも忘れないようにしてください!

レモネードダイエットは痩せる目的で行うより、暴飲暴食で疲れた胃腸を休ませたり、むくみを取ったりする目的として行うのがおすすめです。

健康的にダイエットしたいなら、適度な食事制限や運動・筋トレを行うようにしましょう。

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