ふくらはぎに効く筋トレメニュー6選!毎日やるべき?鍛えるメリットは?
- ダイエット・ボディメイク
ふくらはぎを鍛えられる筋トレメニューは?
ふくらはぎの筋トレで鍛えるべき筋肉とは?
ふくらはぎの筋トレは毎日やったほうが良い?
筋トレでふくらはぎの筋肉を鍛えると、運動能力の向上だけでなく健康に関してもさまざまなメリットがあります。
しかし、どのような筋トレを行えばふくらはぎに効果的なのか、毎日行っても良いのか分からない方もいるでしょう。
そこでこの記事では、
- ふくらはぎの筋トレで鍛える筋肉と働き
- ふくらはぎを鍛えるメリット
- ふくらはぎに効くおすすめ筋トレ
- 効果的にふくらはぎの筋トレを行うコツ
についてティーバランス南森町店のトレーナーが解説します。
ふくらはぎの筋トレを始める際は、ぜひ参考にしてみてください。
■執筆トレーナー
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目次
ふくらはぎの筋肉と働き
ふくらはぎは「第2の心臓」とも呼ばれる部位です。血液は重力に従って下に溜まりやすいですが、ふくらはぎの筋肉はそれを循環させるポンプの役割を持っています。
ふくらはぎの筋肉が衰えるとポンプの力も弱くなり、血液が滞ってしまうため、筋トレで鍛えることは重要なのです。
ここでは、筋トレで鍛えられるふくらはぎの筋肉とその働きについて解説します。
腓腹筋
腓腹筋は1本の脚に2本ずつ、ふくらはぎの盛り上がった部分についている筋肉です。膝と足首の関節の動きに関わっており、跳ぶ・走るといった動きで重要な役割を果たしています。
収縮する力が強く、瞬発的に力を発揮する「速筋」の一種です。
ヒラメ筋
ヒラメ筋とは、腓腹筋の下についている筋肉です。歩くときや立っているときにバランスをとる役割があり、姿勢の維持に役立っています。
また腓腹筋が速筋であるのに対し、ヒラメ筋は「遅筋」です。遅筋は収縮スピードが遅く持久力のある筋肉で、ヒラメ筋を鍛えることで疲れにくい脚を目指せるでしょう。
ふくらはぎ筋トレを行うメリット
腓腹筋やヒラメ筋といったふくらはぎの筋肉を筋トレで鍛えると、以下のようなメリットが期待できます。
怪我防止
前述の通り、ふくらはぎの筋肉は膝や足首を動かしたり、姿勢を維持したりするのに関わっています。
そのため筋トレで鍛えると足元が安定し、転んだり、捻挫したりしにくくなるのです。
スポーツパフォーマンス向上
ふくらはぎの筋肉を鍛えて足元が安定すると、下半身の力が地面に伝わりやすくなり、スポーツでのパフォーマンス向上にもつながります。
またふくらはぎの筋肉は、歩く・跳ぶといった動きにも関わっているため、鍛えることで歩行効率が良くなったり、ジャンプ力がアップしたりといった効果も期待できるでしょう。普段から立ち歩く機会が多い方や、スポーツをする方は鍛えることをおすすめします。
血行促進
ふくらはぎの筋肉は、体内の血液循環にも役立っています。
心臓から下半身へと巡ってきた血液は、やがて心臓に戻っていきます。このとき、ふくらはぎの筋肉がポンプのように働き、血液を心臓に向かって押し上げているのです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えればポンプとして活発に働くようになり、血液がよりスムーズに流れるようになります。血行が促進され、冷えやむくみなどの改善につながるほか、血行不良による脚の疲れやこむら返りの予防効果も期待できるでしょう。
脚が疲れにくくなる
筋トレでふくらはぎを鍛えて血行が促進されると、脚が疲れにくくなるというメリットもあります。
ふくらはぎは第二の心臓と言われるほど、脚の血液の循環に欠かせない部位です。筋トレで筋肉がつき、血行が良くなると脚に疲労物質がたまりにくくなるため、疲れが出にくいのです。
理想の脚の形を目指せる
筋トレでふくらはぎの筋肉を鍛えると、引き締めたり、太くたくましくしたりと、理想の脚の形を目指せるでしょう。
ただし、ふくらはぎを細く引き締めたい場合と、太くしたい場合では筋トレメニューや注意点が異なります。
ふくらはぎを細くするには筋トレだけでなくストレッチを行ったり、歩き方・座り方に注意したりする必要があるのです。一方、ふくらはぎを太くするにはより高負荷な筋トレを行い、効率良く筋肉を大きくするためのスケジュールを考える必要があるでしょう。
おすすめのふくらはぎ筋トレメニュー6選
ここでは、ふくらはぎを鍛えるのに効果的な筋トレを紹介します。
寝ながらできるものから、ダンベルやジムのマシンを使った高負荷なトレーニングも紹介するので、自分に合う筋トレメニューでふくらはぎを鍛えましょう。
カーフレイズ
カーフレイズはふくらはぎ筋トレのなかでも、初心者や高齢者、筋力の弱い女性なども挑戦しやすいメニューです。
カーフレイズのやり方は、以下の通りです。
- 足を肩幅ほどに開いて立つ
- 爪先立ちになるようかかとをゆっくりと上げる
- かかとを床につく寸前まで下げる
- 2〜3を繰り返す
10回×3セットを目安に行いましょう。壁やバーなどに手をつきながら行っても大丈夫です。
エアーカーフレイズ
エアーカーフレイズは、寝ながらできるふくらはぎ筋トレです。筋肉に刺激を与えつつも負荷が軽いため、筋力に自身のない方にはこちらも良いでしょう。
エアーカーフレイズのやり方は、以下の通りです。
- 仰向けに寝て、膝を立てる
- 右脚の膝から下を天井に向かって上げる
- 右のふくらはぎを伸ばすように足首を手前に曲げる
- 右脚の甲がまっすぐにするようにつま先を伸ばす
- 3〜4を繰り返す
10回×3セットを目安に、左脚も同じように行ってください。小さい動きを速く行うと効果を感じにくいため、つま先は大きくゆっくりと動かしましょう。
ダンベルカーフレイズ
ダンベルカーフレイズはダンベルを持ち、小さな段差を利用して行うふくらはぎの筋トレです。普通のカーフレイズで正しいフォームが身に付いたら、こちらにも挑戦してみましょう。
ダンベルカーフレイズのやり方は、以下の通りです。
- 小さな段差に足を乗せ、かかとが浮くように立つ
- 両手にダンベルを持ち、肩からまっすぐ下に下ろす
- 爪先立ちになるようかかとをゆっくりと上げる
- かかとが上がりきったら数秒間キープする
- ゆっくりとかかとを下げる
- 3〜5を繰り返す
20回×3セットを目安に行ってください。ダンベルは、3〜5kgほどの重さがおすすめです。
レッグプレスカーフレイズ
レッグプレスカーフレイズは、名前の通りレッグプレスマシンを使って行うカーフレイズで、ジムでふくらはぎを鍛えたいときにおすすめの筋トレです。
レッグプレスカーフレイズのやり方は、以下の通りです。
- レッグプレスマシンに座る
- フットプレートに両足のつま先を乗せる
- 膝を伸ばしてフットプレートを押す
- フットプレートの上で爪先立ちをするように足首を伸ばす
- 足首を曲げる
- 4〜5を繰り返す
15回×5〜6セットほどを目指してみましょう。爪先立ちをするときは息を吐き、足首を曲げるときは息を吸ってください。
バーベルカーフレイズ
バーベルカーフレイズは、ふくらはぎ筋トレのなかでも高負荷なメニューです。ふくらはぎをしっかり鍛えたい方にぴったりでしょう。
バーベルカーフレイズのやり方は、以下の通りです。
- バーベルを肩に乗せる
- 足を肩幅より少し狭めに開いてまっすぐ立つ
- ゆっくりとかかとを上げる
- かかとを下げる
- 3〜4を繰り返す
10〜15回×3セットを目安に行ってください。ふくらはぎの筋肉が収縮していることを意識しつつ、ゆっくりとした動作で行うとより効果的です。
フロッグジャンプ
フロッグジャンプはふくらはぎを鍛えられるほか、股関節の柔軟性アップも期待できる筋トレです。股関節が柔らかくなると血行が良くなるため、むくみや冷え解消のためにふくらはぎを鍛えたい方にぴったりでしょう。
フロッグジャンプのやり方は、以下の通りです。
- 足を肩幅に開いて立つ
- 太ももが床と平行になるまで腰を下げる
- 両腕を体の前にぶらんと下ろす
- 両腕を上に振り上げバンザイしつつ、前にジャンプする
- 両腕を上に振り上げバンザイしつつ後ろにジャンプし、4の位置に戻る
- 4〜5を繰り返す
10回×3セットを目安に行いましょう。腰を曲げると負担をかけてしまうため、注意してください。
効果的にふくらはぎの筋トレを行うコツ
ここからは、効果的にふくらはぎの筋トレを行うコツを紹介します。
前後にストレッチを行う
ふくらはぎの筋トレの前後にストレッチを取り入れると、怪我や筋肉痛予防の効果が期待できます。
筋トレ前にストレッチをすると筋肉がほぐれ、可動域が広がり、トレーニング中の怪我予防につながるのです。
筋トレ後のストレッチは、疲労物質を流れやすくし、疲れがたまりにくくなります。結果、筋肉痛も回復しやすくなるでしょう。
ふくらはぎのストレッチは「アキレス腱伸ばし」などがあります。
【アキレス腱伸ばしのやり方】
- 壁側を向き、離れた位置に立つ
- 片脚を壁側に一歩踏み出し、手は壁につける
- 手で壁を押すようにし、アキレス腱を伸ばす
- 脚を入れ替えて同じように行う
プロテインなどで栄養をとる
効果的にふくらはぎの筋トレを行うなら、栄養もきちんと摂取していきましょう。
筋トレ前はエネルギーを補給するために、糖質や脂質などをとると良いです。おにぎりやバナナが筋トレ前の食事としてよく食べられています。
筋トレ前の食事は、2〜3時間前に済ませておくのが理想です。
筋トレ後は、筋肉の修復を助けるためにもタンパク質を摂取しましょう。筋トレ後45分以内に食事をとると栄養が吸収しやすいと言われています。
筋トレ後に食事をとることがきつい方は、プロテインでさっと栄養補給するのがおすすめです。
ふくらはぎ筋トレを行うときの疑問を解決!
ここでは、ふくらはぎの筋トレを行うときに出てくる疑問点についてティーバランス南森町店のトレーナーが説明します。
ふくらはぎの筋トレは毎日やってもいい?
さまざまなメリットがあるふくらはぎの筋トレですが、毎日行うと逆効果になる可能性があります。
筋肉は、筋トレなどの運動による刺激で損傷し、休息をとることで回復・成長します。毎日筋トレを行うと、筋肉が回復しないうちに損傷を重ねてしまい、なかなか成長しないのです。
なので、ふくらはぎの筋トレを毎日行うのは避けるようにしましょう。
週何回行うのがベスト?
ふくらはぎの筋トレを毎日行うのは逆効果と説明しましたが、それでは週何回行うのが良いのか悩む方も多いのではないでしょうか。
ふくらはぎの筋肉は、回復するのに24時間程度かかります。他の筋肉に比べると回復が早いため、1日おきに筋トレをしても大丈夫です。週3〜4回を目安にふくらはぎを鍛えていきましょう。
ふくらはぎの筋トレをやりすぎると太くなる?
ふくらはぎの筋トレをすると、脚が太くなるという噂を聞いたことがある方も少なくないでしょう。
実際、ふくらはぎの筋トレを行なって脚が太くなった方もいます。しかし、脚を太くするほど鍛えるには、高負荷のトレーニングを続ける必要があるのです。
適度な筋トレであれば、ふくらはぎが必ず太くなるということはありません。もし、筋トレをしていたらふくらはぎが太くなったという場合は、トレーニング内容を見直しましょう。
自分では正しくトレーニングを行えているか分からないという方は、マンツーマンでトレーナーが指導してくれるパーソナルジムの利用がおすすめです。「ふくらはぎを太くしない程度に鍛えたい」という希望も叶えられます。
筋トレでふくらはぎを鍛えると運動や健康にも効果あり!
腓腹筋やヒラメ筋といったふくらはぎの筋肉を筋トレで鍛えると、怪我防止や運動能力向上、血行促進などさまざまなメリットがあります。また、筋トレのメニューによってはふくらはぎを細く引き締めたり、太くたくましくしたりもできるでしょう。
ふくらはぎの筋トレは毎日行うよりも、1日おきに行ったほうが効果を実感しやすいです。またふくらはぎ筋トレにはさまざまな種類がありますが、適切な負荷と正しいフォームで行うことが大切です。
ふくらはぎの筋トレ効果を確実に実感したい方は、パーソナルジムの利用も検討してみてはいかがでしょうか。プロのトレーナーから、効果的な筋トレのやり方やメニューについて指導を受けられます。
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