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ダイエット中に筋肉痛になったら休むべき?予防策や継続する方法を解説

2024/03/28
  • ダイエット・ボディメイク

筋肉痛があってもトレーニングして大丈夫?
ダイエット中だから筋肉痛があっても体を動かしたい
激しい運動をしたのに体重が増えるのはなぜ?

「ダイエットのために体を動かしたら筋肉痛になった」という方も多いのではないでしょうか。

筋肉痛になるということは、しっかりトレーニングができている証拠です。ここまでモチベーションを保てているのであれば、筋肉痛があってもトレーニングをしたいと考える方もいるかもしれません。

特にダイエット中は、トレーニングを休むと体重が増えてしまいそうで心配になりますよね

この記事では、

  • 筋肉痛になる理由
  • ダイエット中の筋肉痛を予防する方法
  • 筋肉痛があってもダイエットを継続する方法

などについてティーバランス練馬駅前店のトレーナーが解説します。

ダイエット中に筋肉痛になるのをどうにかしたい方は、ぜひ参考にしてください。

■執筆トレーナー

  • 阿久津 功太郎[練馬駅前店]

    パーソナルトレーナー歴は10年以上です。
    お客様が気持ちよくトレーニングできるよう、普段から心がけています。
    初心者の方から経験のある方まで、どのような方でもご対応可能です!
    是非一度、T−BALANCEへお越し下さい。

    資格:NSCA-CPT

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運動して筋肉痛になる理由は?

運動して筋肉痛になる理由は?

まず、運動して筋肉痛になる原因を紹介します。

筋トレなどの運動をして筋肉に刺激を与えると、筋繊維が傷つきます。筋繊維は傷ついた後、48〜72時間ほどの時間をかけて回復し、筋肉が大きく強くなるのです。

この回復期間に、血管が拡張して白血球やリンパ球が損傷部位に集まるため、炎症反応を起こすことがあり、これが筋肉痛になる原因と言われています。

そのため、筋肉痛が起こる=筋肉に効果的に刺激を与えられたと考えることができます。

ダイエット中に筋肉痛になった場合も、体を動かしすぎて逆効果になったのではなく、運動した効果が現れたと思って良いでしょう。

筋肉痛にならないケースもある

筋肉痛は、運動によって効果的に筋肉を刺激できた結果だと紹介しましたが、実は筋肉痛にならないケースもあります。

しかし、筋肉痛にならなくても効果がなかったと思わなくて大丈夫です。筋肉痛は必ず現れる症状ではなく、しっかり栄養や睡眠をとれていたり、無理な筋トレをしていなかったりすると出ないこともあります。

ダイエットのために筋トレや有酸素運動をする方は、筋肉痛の有無だけで効果を判断しないようにしましょう。

ダイエット中の筋トレで筋肉痛になったら休むべき

ダイエット中の筋トレで筋肉痛になったら休むべき

ダイエットをしている方のなかには、筋肉をつけて基礎代謝量をアップさせ、効率的に痩せたいと考えている方も多いでしょう。

しかし、筋肉痛になったときはダイエットをするより先に、しっかり体を休めるようにしましょう。

筋肉痛がある部位は筋肉がダメージを受けているため、無理に動かすと肉離れを引き起こすリスクがあるからです。

また、前述の通り、筋肉を回復させるためにも休みをとることは重要なのです。

とはいえ、ダイエット中に筋トレを休むと、太ってしまうのではないかと不安になる方もいるでしょう。

もし、筋肉痛があってもトレーニングをしないと気が済まない場合は、痛みがない部位を鍛えるようにしましょう。

筋肉痛が回復するまでの期間

筋トレをして筋肉痛になった場合、回復までにかかる期間は一般的に2〜3日ほどと言われています。

ただし、筋肉痛が出ている間に筋トレしてしまうと、悪化する恐れがあります。結果、回復にかかる期間も延びるため、筋肉痛があるときは体を休めるようにしましょう。

個人差はあるものの、1週間以上、筋肉痛が続くことはまずありません。筋トレをせず休んでいたのに、なかなか治らない場合は病院に行くことも検討しましょう。

ダイエット中の筋肉痛を防ぐ方法

ダイエット中の筋肉痛を防ぐ方法

ダイエット中は筋肉痛を予防できるよう、意識してトレーニングしましょう。

ここからは、ダイエット中に筋肉痛を防ぐ方法を紹介します。

筋トレを習慣にする

筋肉痛を防ぐには、筋トレを習慣化するのが効果的です。

筋肉は継続的に鍛えないと、大きくなっていきません。筋肉量が少ないと、筋トレで負荷がかかったときにダメージを受けやすくなるので、筋肉痛が起こる可能性が高くなるのです。

1週間あたり2〜3回を目安に継続的に筋トレを行って、適度に筋肉をつけてあげましょう。

段階的に負荷を高める

ダイエット目的の場合、いきなり高負荷のトレーニングをするのではなく、段階的に負荷を高めていくのがおすすめです。

いきなり高負荷のトレーニングをすると、筋肉が損傷しやすくなりますが、徐々に負荷を高めていけば筋肉を慣れさせることができるため、筋肉痛になりにくくなるのです。

また、高負荷のトレーニングは怪我のリスクも高まります。怪我をすると長期間トレーニングを休まないといけなくなり、筋肉が落ちる可能性もあります。

筋肉痛を防ぐだけでなく継続的にトレーニングをするためにも、最初は少ない負荷で行いましょう。

ストレッチをする

筋トレをする前にストレッチをすることで、筋肉痛を防ぎやすくなります。

ストレッチをすると、筋肉の柔軟性が高まったり血流が促進されたりするので、筋肉痛を防止できると言われているのです。

ただし、筋トレ前はじっくり伸ばすようなストレッチはしないようにしましょう。関節が緩みすぎて、筋トレで全力を出し切れない可能性があります。

筋トレ前はリズミカルに体を動かしながら適度に伸ばす「動的ストレッチ」がおすすめです。

水分をしっかりとる

筋肉痛を防ぐには、水分をとることも大切です。

人間は水分が不足すると血行が悪くなります。

血行が悪くなると筋トレをして発生した疲労物質が外に排出されにくくなってしまい、筋肉痛になりやすくなると考えられているのです。

特に筋トレをしているときは汗をかきやすいことから水分が不足しやすいです。意識して水分を補給してあげましょう。

筋肉痛でもダイエットを継続する方法

筋肉痛でもダイエットを継続する方法

筋肉痛があるならトレーニングを休む必要がありますが、ダイエットは継続できます。

ここからは、筋肉痛でもダイエットを継続する方法について紹介します。

筋肉痛になっていない部位を鍛える

体の一部が筋肉痛になっている場合は、痛みのない部位を鍛えましょう。

筋肉痛がある部位は負荷をかけすぎると肉離れになるリスクがありますが、他の部位であれば問題なくトレーニングできます。

ただし、筋肉を動かすと周辺も連動して動くので、筋肉痛がある部位に負荷がかからないように注意しましょうまた、筋肉痛がある部位が多いと倦怠感を引き起こす可能性があるので、いつもよりも負荷を軽めに設定するのがおすすめです。

タンパク質を十分に摂取する

筋肉痛があるときは、筋肉を成長させるチャンスなので、タンパク質を十分に摂取しましょう。

タンパク質は筋肉の材料となる栄養素です。

筋肉痛があるときにタンパク質をしっかりと摂取すれば、筋肉の成長を促すことができます。

筋肉が大きくなると、基礎代謝が高まります。

基礎代謝は自然と消費されるエネルギーなので、基礎代謝を高めることはダイエットに効果的なのです。

睡眠をしっかりとる

ダイエット中で筋肉痛があるときは、睡眠不足にならないように注意しましょう。

人間は寝ている間に成長ホルモンが分泌されます。

成長ホルモンは、筋肉の合成や脂肪燃焼を助ける効果があるのです。

そのため、十分な睡眠をとることで成長ホルモンが十分に分泌され、筋肉痛が出るほどダメージを負った筋肉の修復を促進するほか、脂肪も燃焼してくれます

また、睡眠不足だと、レプチンというホルモンの分泌が低下します。

レプチンは食欲を抑制する働きを持つため、しっかり寝ていないと空腹を感じやすくなって食べすぎてしまう恐れもあるのです。

ダイエットのためには睡眠時間をしっかり確保し、寝る前の食事やスマホなどは避けて質の良い睡眠を意識しましょう。

ダイエット中に筋肉痛になったとき体重が増える原因

ダイエット中に筋肉痛になったとき体重が増える原因

ダイエット中に筋肉痛になるくらい筋トレや運動をしたのに、体重が減るどころか逆に増えてしまったというケースもあります。

その原因は、体内水分量の増加です。

筋肉痛があるときは、損傷した筋肉が徐々に修復されている状態ですが、一方で体内に水を溜め込みやすくなります。

加えて、老廃物の代謝にも時間がかかるため、体がむくんだ状態が続いてしまうのです。

このように、筋肉痛が発生した際に体重が1~2kg増加するのは生理反応です。

激しい運動をした後に体重が増えてもダイエットを失敗したと思う必要はありません。

むくみによって増加した体重は、筋肉の修復が進むにつれて減っていきます。筋肉痛の部位にもよりますが、1〜3日間程度で元の体重に戻るでしょう。

ダイエットの効果が表れるタイミングを解説

ダイエットの効果が表れるタイミングを解説

筋肉痛になるほど運動をしても、すぐに体重が減るわけではありません。

ダイエットを始めると、以下の流れで徐々に効果が現れます。

  1. 最初の1~2ヶ月は脂肪が落ちる
  2. 2ヶ月目以降に筋肉がつく
  3. 3ヶ月前後でダイエットの効果が完全に現れる

それぞれ詳しく解説します。

最初の1~2ヶ月で脂肪が落ちる

ダイエットを始めて最初の1~2ヶ月は、体脂肪が落ちていきます。ただし、外からの見た目はあまり変化がありません。そのため、ダイエットの効果が表れているのか不安になる方も多くいます。

ですが、しっかり効果は表れているので、そのまま運動を続けましょう。

また、体重が減り始めるタイミングには個人差があり、だいたいダイエット開始から2週間~1ヶ月経ったあたりです。

そして、以下の時期を迎えると、体重の減りが遅くなったりあまり減らなくなったりする現象が発生します。

  • ダイエットを始める前より体重が5%程度減量した時期
  • ダイエットを始めて1ヶ月程度経過した時期

このような現象は停滞期と呼ばれており、2週間~1ヶ月ほど続きます。

2ヶ月目以降に筋肉がつく

ダイエットを始めて2ヶ月程度経過すると、筋肉がついてきたことを実感するでしょう。

筋トレの内容にもよりますが、2ヶ月しっかり続けた場合は、筋肉がついて、引き締まって見える場合もあります。

ダイエットの成果が見た目に現れれば、これまで以上にモチベーションも高まるでしょう。

3ヶ月以降にダイエットの効果が完全に現れる

ダイエット開始から3ヶ月以降で、周りから見ても分かるほど効果が現れてきます。

ただし、ランニングやジョギングなどの有酸素運動だけでは、メリハリのある体型を手に入れるのは難しいです。

引き締まった体型を手に入れるには、有酸素運動だけでなく筋トレも取り入れるようにしてください。

筋肉痛のときのダイエットは無理のない方法を選ぼう

筋肉痛のときのダイエットは無理のない方法を選ぼう

この記事では、筋肉痛になったときにダイエットを続ける場合のポイントや注意点をティーバランス練馬駅前店のトレーナーが解説しました。

ダイエット中に筋肉痛になったら、筋肉の修復が進むように十分に体を休めましょう筋肉痛がある状態で無理に運動をしても筋肉は増えにくく、肉離れを引き起こすリスクもあります。

とはいえ、ダイエットを中止しているような感覚で落ち着かないという方もいるかもしれません。

そのような方は、以下を実践してみてください。

  • 筋肉痛になっていない部位を鍛える
  • タンパク質を十分に摂取する
  • 睡眠をしっかりとる

ダイエットの効果が目に見えて分かるのは、最低でも2ヶ月かかります。

理想の体型を手に入れるには、さらに長期間ダイエットすることになるので、無理のないペースで継続していきましょう

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