つま先立ちが効果的!?【つま先立ちトレーニングを徹底解剖】
- トレーニング
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このタイトルを見た人は思わず、『え?嘘でしょ…』と感じたでしょう。
ですが!このつま先立ちトレーニングに様々な効果があります。
そんな、つま先立ちトレーニングに隠された効果を今回は徹底解剖していきます!
目次
つま先立ちトレーニングの効果
つま先立ちトレーニングは『第二の心臓』と呼ばれる、ふくらはぎに刺激が入ります。
ふくらはぎの筋肉(下腿三頭筋)は、下半身の血流を上半身へ運ぶ働きがあります。
このふくらはぎの筋力が落ちると、血液循環が悪くなり、老廃物の蓄積や浮腫の原因になります。
ですから、足の疲れや浮腫、また冷えを感じる方は、ふくらはぎの筋肉を鍛えると改善に繋がります。
つま先立ちトレーニングで効果的な筋肉
先述した、ふくらはぎ、ハムストリングス(ももの裏)、お尻、お腹(体幹部)に効果的です。
- ふくらはぎ〜お尻
ふくらはぎはカラダの後面に位置している筋肉で、この筋肉を使うとハムストリングスやお尻にも効果的です。
- お腹(体幹部)
つま先立ちになりバランスを取ると、カラダの体幹部が働き、腹横筋や腹斜筋にも刺激が入ります。
つま先立ちトレーニングの行い方
このトレーニングはとても簡単で、通勤時や家事をしている時など、場所を選ばず出来ます。
- 足の指先を少し広げて立つ(裸足で行える方は裸足の方が良い)
- 壁や柱などカラダを支えられるモノに掴まる(片手もしくは少し触れる位)
- つま先に重心を全てかけて、つま先立ちになる(左右バランス良く、足の指全部で支える)
- つま先立ちの状態で5〜10秒間キープする(この時バランスを取る為に体幹部を意識)
- ゆっくりと元の位置へ戻す(カカトは着けないように)
※上記1〜5を10回程繰り返し行います(より強度を求める方は片足で行ってみてください)
つま先立ちトレーニングの効果を感じない人
- 指先が丸まっていて、バランス良く足の指に体重が乗っていない
指先はしっかりと伸ばし、バランスを取れる状態にしましょう。
- カカトがしっかり上がっていなく体重が乗せ切れていない
カカトが上がっていなく効果を実感できない方は多いと思います。
大袈裟なぐらいカカトを高く持ち上げて、足の甲と地面が垂直になる様にして下さい。
- 疲労が溜まっている
血液循環が悪くなっていて、脚に疲労が溜まっている場合は効果を感じにくい事があります。
まずはマッサージやストレッチ疲労を取り除く事を優先しましょう。
トレーニング後や普段からケアをしましょう
- つま先を台などに乗せて、カカトを床へ下げる
- 脚を前後に開き、前脚のカカトが浮かない様に重心を掛ける
とてもシンプルですが、ストレッチ効果は、とても高いです。
トレーニング前後にやる事で、怪我の防止やトレーニング効果の増大を望めます。
関節の歪み改善
ふくらはぎが固くなり筋力が低下すると、膝や足関節の歪みの原因になります。
O脚・X脚・XO脚の方やこれらを予防する為にもストレッチをしておきましょう。
浮腫・冷え性の改善
浮腫の原因は血液循環の悪化から起きます。
また、冷え症の原因も血液循環が悪くなり、老廃物の蓄積から起きる症状です。
この二つはデスクワークや立ち仕事が長い人に多い症状ですので、毎日のケアを忘れずに。
まとめ
ふくらはぎを鍛えると、ししゃもの様になってしまい『太くなって嫌だ』と
ふくらはぎのトレーニングを避ける方が多いと思いますが、カラダにメリハリを付ける為には
脚の先から頭の先までトレーニングする事は、とても重要になります。
効果の所で、お話したように、ふくらはぎの筋肉は第二の心臓ですので
「人生80年」といいますが、今後は「人生100年」になるとも言われています。
これを見越して、健康を維持するために今のうちから準備が必要かもしれません。