運動しても痩せないのはなぜ?原因と対処法を解説
- ダイエット・ボディメイク
毎日運動しているのに痩せないのはなぜ?
運動しても痩せないときはどうしたらいい?
ダイエットのために毎日運動を頑張っているのに、痩せないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
運動してもなかなか効果がでなければ、モチベーションが下がってダイエットが続かなくなってしまいます。
そこでこの記事では、
- 運動しても痩せない原因
- 運動しても痩せないときの対処法
について解説していきます。これまで運動しても痩せずに悩んでいた方は、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
運動しても痩せない…、原因はどこにある?
ダイエットのために運動しても痩せない原因としては、以下の5つが考えられます。
- 基礎代謝が低い
- 間違った運動の仕方
- 食べすぎている
- 栄養が足りていない
- 痩せにくい時期
- ホルモンバランスの乱れ
一つひとつ詳しく解説していきます。
基礎代謝が低い
基礎代謝が高い人と低い人とでは、低い人のほうが痩せにくいと言えます。
基礎代謝とは、人間の生命維持に必要な最低限のエネルギーのことで、何もしなくても消費されていくカロリー量を指します。
同じ運動量でも基礎代謝が高い人のほうが効率良くカロリーを消費できるため、運動して痩せない場合、基礎代謝が低下している可能性が高いでしょう。
間違った運動の仕方
運動しても痩せない場合、運動のやり方が間違っている可能性もあります。
例えば、筋肉量を増やすために筋トレをしている場合、いくら回数をこなしても、正しいフォームで行わなければ筋肉を鍛えることはできません。
また、ウォーキングやジョギングをしている場合、脂肪を燃焼するには20分以上続ける必要があります。毎日運動したとしても運動時間が短すぎる場合は、ダイエット効果は得られないでしょう。
食べすぎている
いくら運動を頑張っても、食べすぎてしまうと痩せません。
ダイエットの基本は消費カロリー>摂取カロリーです。
運動しているからといって好きなだけ食べてしまうと、摂取したカロリーを消費できずに体重が増えていきます。
また、食事量は多くなくても、高カロリーな食事やお菓子を食べている場合も、運動による消費カロリーをオーバーしている可能性が高いでしょう。
栄養が足りていない
体を動かすエネルギー源となる糖質や、筋肉をつくるタンパク質が体内に不足すると、運動をしても痩せにくい状態となります。
運動によって効率良く痩せるためには、筋肉量を増やし、基礎代謝を高めることが大切です。しかし、筋肉の材料となるタンパク質が不足していると、いくら運動をしても筋肉量を増やすことはできません。
逆に体内に糖質が不足した状態で運動をすると、筋肉を分解してエネルギーにしようとする作用が働き、筋肉量を減らしてしまう可能性もあるのです。
特に、ダイエットのために無理な食事制限をしている方や、偏った食事をしている方は注意が必要です。
痩せにくい時期
いくら運動を頑張っても痩せない場合、そもそも痩せにくい時期に入っているのかもしれません。
ダイエットをしても痩せにくい時期としては、主に以下の2種類があります。
停滞期
停滞期とは、ダイエットで順調に減っていた体重が、急に減らなくなる時期のことです。
停滞期には、人間の体を一定の状態に維持しようとするホメオスタシスという機能が関係しています。
ホメオスタシスとは、人間にもともと備わっている生命維持機能のことで、ダイエットで急に体重が減ったときや、体がエネルギー不足に陥ったときなどに、体を飢餓状態から守ろうとして発動します。ホメオスタシスが発動すると、基礎代謝を抑えてエネルギーを溜め込もうとする働きが起こります。
一般的に、体重の5%以上が減るとホメオスタシスが発動すると言われていますが、その状態に体が慣れると弱まるため、しばらくすると再び体重は減少します。
黄体期
黄体期とは、月経周期の一つで、生理前の2週間を指します。
黄体期に入ると、人間の体は体内に栄養を蓄えようとする働きが起こるため、この時期にいくら運動をしても痩せない可能性が高いです。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの影響によって、痩せにくくなることもあります。
睡眠不足やストレス、食生活の乱れなどによってホルモンバランスが乱れると、基礎代謝が低下し、男女問わず体に脂肪を蓄えやすくなります。
運動しても痩せないときの対処法
ここからは、運動しても痩せないときの対処法について解説します。
筋肉を鍛える
基礎代謝を高めるには、筋肉を鍛えて筋肉量を増やすことが大切です。
人間の体は、筋肉を動かすときに特に多くのカロリーを消費するため、筋肉量が増えればその分基礎代謝が上がり、同じ運動量でも消費カロリー量を増やすことができるのです。
運動しても痩せないと感じたら、以下の大きな筋肉を鍛える筋トレを始めてみてはいかがでしょうか。
- 大胸筋
- 広背筋
- 大臀筋
- 大腿四頭筋
- ハムストリング
- 腓腹筋
- ヒラメ筋
これらの筋肉は体の50%ほどを占めているため、鍛えることで効率良く基礎代謝アップにつながります。
また、筋トレ前後にはプロテインを飲むなどして、筋肉の材料となるタンパク質を摂取するのがおすすめです。
運動の順番を見直す
ダイエット効果を高めるには、運動の順番も重要です。
ダイエットのための運動には、筋トレなどの「無酸素運動」と、ウォーキングやジョギングなどの「有酸素運動」の2種類があります。
無酸素運動をすると、脂肪を分解する働きのある成長ホルモンが分泌され、有酸素運動には脂肪燃焼効果があります。そのため、無酸素運動→有酸素運動の順番で行うことで、脂肪が分解された状態でスムーズに燃焼され、ダイエット効果が高まります。
食生活を見直す
運動しながら健康的に痩せるには、栄養バランスの良い食事を1日3回、腹八分目の量を意識しながらとるのがおすすめです。
消費カロリー>摂取カロリーを意識して、食べすぎに注意するのはもちろん、無理な食事制限もNGです。
痩せなくても諦めない
前述の通り、ダイエット中は停滞期や黄体期といった痩せにくい時期があります。
運動しても痩せないとダイエットを諦めたくなりますが、ここでやめるとリバウンドを引き起こしてしまいます。
痩せにくい時期を過ぎれば再び痩せ始めるため、諦めずに根気強く運動を続けていきましょう。
運動しても痩せないときはパーソナルトレーニングジムの活用もおすすめ
運動しても痩せないときは、運動方法や食生活を振り返ってみて、今回紹介した原因に当てはまるものがないかを考えてみましょう。
また、運動方法や食生活を改善してもなかなか痩せないときは、プロのトレーナーに相談してみるのもおすすめです。
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