糖質制限中のチートデイで得られる3つのメリット【方法や注意点も解説】
- ダイエット・ボディメイク

糖質制限中はチートデイを取り入れた方がいいの…?
チートデイはどうやって行えば良いの…?
あなたもこのような悩みを抱えていませんか?
チートデイとは「ダイエットを休む日」のことで、停滞期を抜け出してダイエット効果を高められるメリットがあります。
とはいえ、「せっかくのダイエットが水の泡になるのでは…。」と心配で、なかなか取り入れる勇気が出ない方も多いでしょう。
たしかにチートデイによってダイエットに失敗するケースはありますが、正しい方法で取り組めば、効率良く健康的な減量が叶います!
そこで今回は、
- 糖質制限でチートデイを取り入れるメリット
- 糖質制限ダイエットに効果的なチートデイの入れ方
- チートデイの注意点
を紹介していくので、無理のないダイエットにつなげてみてください。
チートデイを取り入れると減量促進の効果が得られる
チートデイ(Cheat day)とは、日本語に訳すと「ダイエットを休む日・サボる日・ズルをする日」という意味があり、ダイエット中に食事制限を無くす日のこと。
ダイエット中におとずれる停滞期にチートデイを取り入れて好きなものを食べれば、減量促進の効果を得られます。
なぜダイエットに停滞期があるのかというと、カロリーを制限していると身体が飢餓状態にあると判断し、エネルギーの消費を抑えようと働いてしまうから。
そんな停滞期にチートデイを取り入れ、あえて食事制限を解除すれば、「飢餓状態だ」という脳の錯覚をリセットできます。つまり、再び体重が減少するようになるのです。
とはいえ、「好きなものを好きなだけ食べたら、落とした体重が元に戻ってしまう」と心配な方も多いでしょうから、まずはチートデイのメリットを確認していきましょう。
成功のコツは「チートデイの成功は摂取カロリーがポイント!やり方と5つの注意点を詳しく解説」で解説していますのでぜひチェックしてみてください。
糖質制限中にチートデイを行うメリット
チートデイには、主に以下3つのメリットがあります。
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- 代謝が良くなる
- ストレスが軽減される
- 栄養状態を整える
具体的に解説していくのでチェックしてみてください。
1.代謝がアップする
糖質制限中にチートデイを取り入れれば、代謝が上がりダイエット効果が高まるメリットがあります。
糖質制限は摂取カロリーを減らすため、身体がエネルギー量を調整し、徐々に代謝が落ちていきます。代謝が低下すれば痩せにくくなるので、ダイエットに逆効果ですよね。
しかしチートデイに多くのカロリーを摂取すれば、身体が大量のエネルギーを消費しようと働き、糖質制限中の代謝低下を防げます。
2.ストレスが軽減される
糖質制限中はご飯やパン、麺類、お菓子など多くの食品を我慢しなければなりませんが、何日も耐えているとストレスが溜まり挫折しそうになりますよね。
しかし、たった1日でも好きなものを好きなだけ食べられるチートデイがあれば、ストレスが軽減され、ダイエットに対するモチベーションを維持できます。
定期的にチートデイを取り入れて、無理のない糖質制限を行っていきましょう。
3.栄養状態を整える
糖質制限を含む食事制限ダイエットは、どうしても栄養不足に陥りがち。しかし、チートデイで制限を無くして糖質を摂取すれば、日頃不足している栄養素を補えます。
そもそもですが、糖質は人間のエネルギー源になる大切な栄養素であり、制限しすぎると身体に負荷がかかるため注意が必要です。
栄養バランスを保ちながら健康的にダイエットしたいなら、チートデイの導入は必要不可欠でしょう。
糖質制限中にチートデイを行うデメリット
次に、糖質制限中にチートデイを行うデメリットについても確認しておきましょう。
- タイミングを間違えると逆効果
- 低血糖症を引き起こす恐れがある
- ダイエットのモチベーションが下がる
糖質制限を台無しにしないよう、しっかりとチェックしておいてください。
1.タイミングを間違えると逆効果
チートデイは、停滞期中に取り入れるからこそ有効です。なので、飢餓状態だという脳の錯覚や代謝低下を引き起こす前のタイミングで行えば、単に体重を増やすだけとなり逆効果となるでしょう。
間違ったタイミングでチートデイを取り入れ、本来の目的を果たせずダイエットに失敗するパターンは意外にも多いので、注意しておいてください。
チートデイはあくまでも、体重が落ちなくなってきたと感じる「停滞期」のタイミングで取り入れるのがポイントです。
2.低血糖症を引き起こす恐れがある
糖質制限を行っている人が、チートデイだからといって急激な糖質摂取をすると危険です。
日頃から糖質制限を行っていると身体が糖質に対応しづらくなっているので、大量摂取すればインスリンの分解が上手くいきません。結果、低血糖症を引き起こす可能性があるのです。
低血糖症になると身体がだるくて重い状態になり、疲れを感じやすくなります。そのうえ冷や汗や動機、けいれんといった症状もあらわれるので要注意。
特に全く糖質を取り入れない極端な制限を行っている人は、細心の注意が必要でしょう。
3.モチベーションが下がる
チートデイはダイエット中のモチベーション維持にも効果的ですが、場合によっては裏目に出てしまい、継続できないきっかけになることも。
なぜなら、久しぶりに好きなものを好きなだけ食べたことで、「ダイエットをしているのがバカバカしい」と感じる可能性があるからです。
実際チートデイの食事制限解除によりモチベーションが低下し、糖質制限を諦めてしまった例は少なくありません。
チートデイは単に好きなものを食べられる日ではなく、代謝を元に戻したり、栄養バランスを整えたりする目的で取り入れる日であることは、しっかりと理解しておきましょう。
糖質制限中に効果的なチートデイのパターン2選
では、糖質制限中に効果的なチートデイの取り入れ方を2パターン紹介していきます。
- 停滞期に入るタイミングを狙って行う
- ストレス解消の目的で行う
体重がなかなか落ちなくなってきた方はパターン1、糖質制限によるストレスでモチベーションが下がってしまった方はパターン2に取り組んでみましょう。
1.停滞期に入るタイミングを狙って行う
停滞期に入るタイミングを狙ってチートデイを取り入れる場合、糖質制限ダイエット中に体重の減少が緩やかになったタイミングで行いましょう。
注意点は「好きなものを好きなだけ食べればいい」という意識だけでは本来の目的が果たせない可能性があること。
停滞期中のチートデイは代謝と栄養バランスを整えることが大切なので、普段不足している糖質メインの食事を心がけてください。
なお、チートデイの頻度は体重減少が止まったタイミングに合わせるべきですが、週に1回以上停滞期だと感じる場合は注意が必要です。
停滞期ではなく、そもそものダイエット法や食事制限に問題がある可能性が高いので、糖質制限の取り組み方を今一度見直してみましょう。
停滞期にやるべきことやコツは「停滞期から抜ける前兆は体重の推移でわかる!乗り越え方5選とNG行動を解説【トレーナー監修】」で解説しています。
2.ストレス解消の目的で行う
チートデイは、ストレスで糖質制限をやめたくなったときにも有効です。
仮に糖質制限に成功しても、ストレスが溜まっている状態ではリバウンドの可能性が高まるので、ダイエット中にも適度なご褒美は必要ですよね。
ストレス解消の目的でチートデイを取り入れるなら、好きなものを好きなだけ食べてみましょう。
チートデイだからと食べるものまで制限していては、よりストレスが溜まる原因になりかねません。なので、1日ぐらい糖質制限のことは忘れてOKです。
ただし、ストレスが溜まるからといってチートデイを週に1回以上取り入れるとせっかくのダイエットが台無しになります。最低でも1週間は必ず我慢してください。
本来の目的であるダイエットに失敗しないよう、多くても1週間に1回・1日限りで取り組みましょう。
糖質制限におけるチートデイの注意点5選
最後に、チートデイの注意点をチェックしておきましょう。
- 痩せ始める前に取り組まない
- 1食のみではなく3食かけて行う
- 当日の運動は控える
- 減量目的ではないと考える
- チートデイ前後に絶食しない
順番に、詳しく解説していきます。
1.痩せ始める前に取り組まない
チートデイで本来の目的を果たせるのは、ダイエットである程度の成果が出ている方に限ります。
チートデイは、単に好きなものを好きなだけ食べられる日ではありません。あくまでもダイエット効果を高めたり、ストレスを解消したりする目的で設ける日です。
痩せ始めているからこそチートデイの効果を実感できるので、ダイエット開始から体重が約5%減少したぐらいを目安に取り入れてみてくださいね。
チートデイの頻度を間違えると危険なため「【ダイエッター必見】チートデイの頻度と5つの注意点を徹底解説」も一緒にチェックしてみてください。
2.1食のみではなく3食かけて行う
チートデイにありがちな失敗は、1食にドカ食いをするパターン。
1食でカロリーを大量摂取したところで、「飢餓状態だ」という脳の錯覚は止まりませんし、身体の機能が追いつかず体調不良を引き起こす可能性があります。
チートデイは1日かけて行うものなので、3食バランス良く食べることを心がけましょう。
3.当日の運動は控える
糖質制限に加え運動を取り入れている方も多いでしょうが、チートデイ当日はできる限りおとなしく過ごしましょう。
チートデイには身体が大量の消化活動を行うため、ただでさえエネルギーが多く消費されます。そこで運動をすればさらに負担が大きくなり、体調不良につながりかねません。
なので、チートデイはサボる日だと割り切り、ダイエットのことは忘れてしまって大丈夫です。
どうしても運動したいなら、ウォーキングやストレッチ程度に抑えておきましょう。
4.減量目的ではないと考える
チートデイは食事制限を解除する日であるため、減量を目的としたものではありません。
停滞期の脱出やストレスを軽減するというメリットがあるため長期的に考えて最適な体作りにつながるといえます。
減量にこだわりすぎてしっかり食べられなくなってしまうとチートデイの意味がなくなるため注意しましょう。
5.チートデイ前後に絶食しない
チートデイはしっかり食べて正しく実施することに意味があります。
よってチートデイ前後に極端な食事制限や絶食はしないようにしましょう。
自己流の絶食は体調不良につながる危険性もあるため、しっかりと正しく行うことが大切です。
絶食の怖さや正しいやり方は「自己流の断食は危険!危ない断食の4つのリスクや正しいやり方を徹底解説」で解説していますのでぜひチェックしてみてください。
まとめ:糖質制限にチートデイを取り入れよう!
糖質制限中にチートデイを取り入れれば停滞期を乗り切れるうえ、身体の栄養バランスを整えたり、ストレスを軽減したりと多くの効果を得られます。
ただし、チートデイはやり方やタイミングを間違えると逆効果なので、その点には注意しておきましょう。
食事制限を伴うダイエットは挫折しやすいですが、チートデイで効果やモチベーションを高め、無理なく継続してみてくださいね。
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